形成外科学

 

形成外科学 講座主任

百束 比古 教授

Bed side teaching(learning)においては、手術患者の観察を中心として、社会に果たす形成外科医の役割について学習させる。具体的には、皮膚腫瘍、先天奇形、顔面骨骨折、熱傷、熱傷後機能障害、皮膚悪性腫瘍、ケロイド、四肢外傷の診断と治療について十分に学習させる。

 

卒後教育は、2年間の研修医期間のうち、後半の1年間のうちの数ヶ月を選択科目として選べるよう全ての研修医に門戸を開放している。研修医終了後は始めの 1,2年は形成外科医に必要な基礎知識の習得に努めてもらうが、その後は一般外科、整形外科、麻酔科研修も希望に応じている。形成外科履修は研修医開始後 6年間の内3〜4年をめどにし、形成再建外科、皮膚外科、微小血管外科、熱傷再建外科、美容外科、レーザー外科などの臨床を経験させるのみならずこれらに関連した基礎研究にも積極的に参加させる。

 

当講座教育病院6年間の在籍で資格が満たされれば日本形成外科学会認定医試験を受験できる。さらにこの間に有意の研究成果が得られれば、学位申請が可能になる。さらに、在籍10年前後をめどとして国外留学が可能である。現在留学先として紹介可能な海外関連病院が米国、英国、豪州および中国にあるが、さらに希望の留学先があれば援助を惜しまない。

 

指導方針は、まず知識と技術のバランスが取れた外科医であることが形成外科医として大成する最低条件であることを自覚させることから始める。さらに豊富な専門知識を選択項にできるスーパースペシャリストの育成を目指す。教室は少人数である利点を生かし、各人のやる気と能力に合わせた実地指導を行っている。とくに才能を重視して各人が適合する専門分野を持てるように支援している。