大学院医学研究科長のご挨拶

大学院医学研究科長

寺本 明 

 

脳神経外科学講座 主任教授
付属病院 脳神経外科部長
 

 


ご挨拶


大学院医学研究科長
寺本  明


 本学の大学院は、昭和35年(1960年)4月1日に設置され、50年以上の歴史を有しております。これは私立医科大学としては全国で最も伝統のある大学院の一つに属し、これまでに医学博士の学位を甲1,317名、乙1,942名、計3,259名に授与して参りました。設立当時は、5専攻系23分野で発足いたしましたが、平成14年に私立医科大学としては初めての‘大学院重点化宣言’を行うと共に加齢科学系を立ち上げ、現在は6専攻系37分野を擁しております。すなわち、生理系7分野、病理系3分野、社会医学系3分野、加齢科学系5分野、内科系8分野、外科系11分野であり、定員は1学年70名、院生の総計は280名であります。


 大学院の教員は、大学院教授36名とともに、学部の講師以上が兼担しており、計345名であります。ハード面では、平成20年に根津神社に隣接して基礎医学大学院棟を新設し、都心でありながら静謐なその研究環境は国内最高レベルを誇っております。優秀な人材を集める目的で、平成21年度からは入学金を免除とし、年間の学費も25万円と医学系の大学院としては最も低いレベルに減額いたしました。


 また、院生などに対する経済的援助としては、毎年、TAを40名前後、RAを50名前後、PDを15名前後採用しています。大型研究費としては、平成10年度からハイテクリサーチセンター整備事業や学術フロンティア推進事業を10年間継続的に獲得し、平成19年には社会連携研究推進事業を、平成20年には2件の戦略的研究基盤形成事業を獲得しています。


 更に、平成21年度からは、主として2年目の臨床研修医を対象として、夜間の社会人大学院(昼夜開講型)を開設しました。これに伴い、大学院教育の実質化を推進し、シラバスの充実、基礎系と臨床系の大学院共通カリキュラムの策定、大学院特別講義や特別演習の単位化などを次々に整備しました。


 大学間の連携協力としては、姉妹校の日本獣医生命科学大学は勿論、明治薬科大学、中央大学理工学部、東京電機大学、早稲田大学などと協約を結び、院生や研究者のニーズの多様性を担保しています。


 本学の大学院は、研究心を有する優れた臨床医、あるいは指導的な立場の研究者を育成することを目指しております。ハード面、教員を含めたソフト面、そして学生生活面の全てにおいて安心して研究に没頭でき、その成果として学位が取得できる環境が整っていると自負しております。
意欲ある方々のご入学を期待しております。